ビジネス向けノートパソコン、デスクトップ、オールインワンPCの新製品を発表
デル テクノロジーズの日本における事業を展開するデルとEMC ジャパンは、5月29日にオンラインで新製品発表会を開催。ビジネス向けパソコン「Latitude」「OptiPlex」「Vostro」各シリーズのラインアップの刷新を発表した。
約1.4kgで30時間以上駆動
人工知能ソフトウェア「Dell Optimizer」も標準搭載
Latitudeシリーズの刷新は5月20日にすでに発表されており、全13製品を用意している。また、今回新たに追加されたのが、ウルトラプレミアムブランド「9000」シリーズ。15.6型の「Latitude 9510」と、14型の「Latitude 9410」をラインアップする。
発表会では、Latitude 9510について紹介があった。Latitude 9510は、4辺狭額ベゼルにより15型ディスプレーを14型並みのボディーに搭載し、重さも約1.4kgの軽量さも実現。加えて、アダプティブ・サーマル・パフォーマンスと、スーパー・ローパワー・ディスプレー・パネルの組み合わせにより、約30時間以上のバッテリー駆動が可能だという。
また、ユニークなのが、人工知能ソフトウェア「Dell Optimizer」を標準で搭載している点。これにより、パソコンがユーザーの行動を学習して適応し、よりスマートでパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを実現する。
例えば、AIがユーザーがよく使うアプリケーションを学習してバックグラウンドで継続的に設定を調整してくれたり、毎日の充電の習慣を学習し、バッテリー能力を最大限に引き出したりする。さらに、ユーザーの離席を感知して自動的にPCをロックする、バックグラウンドのノイズを抑えたり、音声の音量を自動で調整してくれたりもするという。
続いて紹介があったのが、ビジネス向けデスクトップ/オールインワンパソコン「OptiPlex」シリーズ。
OptiPlexのデスクトップパソコンは、「OptiPlex 5080 タワー」(12万4980円、税別、送料込み)「OptiPlex 5080 スモール フォーム ファクター」 (11万9980円、税別、送料込み)「OptiPlex 5080 マイクロデスクトップ」(11万4980円、税別、送料込み) 「OptiPlex 7080 タワー」(17万7980円、税別、送料込み)「OptiPlex 7080 スモール フォーム ファクター」(12万9980円、税別、送料込み)「OptiPlex 7080 マイクロデスクトップ」(11万9980円) をラインアップ。
前面に筐体内部を隠しつつ冷気を流入できる、下向きに傾斜した通気ブレードを備える。フロントからリアへの空気の流れが、最適な冷却を生み出すという。専用のダストフィルターは前面にフィットし、工場や倉庫、小売店などの環境においても、空気の流れを妨げることなく、内部のコンポーネントを保護する。また、OptiPlex 7080 タワーは前面上部にモジュール化された拡張スロットを備えており、いくつかのオプションから選択が可能だ。
背面には、OptiPlex専用のケーブル・カバーを採用。これにより、ケーブルの整理や空きポートの保護が可能。ケーブルをまてめてカバーをしておくことで、エアフロ―を向上させ、筐体内にホコリが入り込むことを最小限に抑えられる。
OptiPlexのオールインワンパソコンは、「OptiPlex 3280 オールインワン デスクトップ」(10万7980円、税別、送料込み)「OptiPlex 5480 オールインワン デスクトップ」(14万2980円、税別、送料込み)「OptiPlex 7480 オールインワン デスクトップ」(18万9980円、税別、送料込み)「OptiPlex 7780 オールインワン デスクトップ」(19万4980円、税別、送料込み)を用意。全機種とも、5月29日より販売を開始する。
ディスプレー一体型となるオールインワンパソコンは、VESAカバーのクイックリリースボタンを備え、様々なスタンドから最適なものを選択可能。また、各スタンドにあるリング状の穴に様々なケーブルを通すことで、クリーンなPCデスク周りを構築可能だ。
また、ディスプレー上部にポップアップカメラを内蔵。使用していないときは筐体内に入れられる。オプションのIR+FHDカメラを使えば、Windows Helloによる顔認証も可能だ。
発表会では、6月2日に発売予定の「Vostro」シリーズのノートパソコンとデスクトップの新たなラインアップも発表された。
ノートパソコンは、「New Vostro 15 7000(7500)」「New Vostro 13 5000(5300) 」「New Vostro 14 5000(5401)」 「New Vostro 15 5000(5501)」 、デスクトップパソコンは「New Vostro 3000 シリーズ スモール デスクトップ(3681)」「 New Vostro 3000 シリーズ デスクトップ (3888)」。
Vostroシリーズのノートパソコンは、第10世代Coreプロセッサーが選択可能。MIL規格のテストに合格した耐久性を備えるほか、ウェブカメラを利用しないときに物理的にレンズをカバーするプライバシーシャッタを採用している。そのほか、1時間の充電で最大80%まで充電できるExpress Chargeにも対応している。
New Vostro 15 7000(7500)は、第10世代Core HプロセッサーとGeForce GTX 1650 Tiを搭載する15型ノートパソコン。長時間バッテリーながら、厚さおよそ17.5mmの薄さを実現するアルミニウムボディーを採用しているのも特徴だ。価格は17万2980円(税別、送料込み)から。
New Vostro 13 5000(5300)は、厚さおよそ13.94mm、重さ約1.05kgと薄型軽量な13型ノートパソコン。オフィスを離れてアクティブにビジネスを展開しているユーザーに最適だという。価格は10万4980円(税別、送料込み)から。
New Vostro 14 5000(5401)およびNew Vostro 15 5000(5501)は、計算操作が簡単に行なえる専用のテンキーを搭載するノートパソコン。スマートな外観で、ビンテージグレー、デューン、ダスティーローズの3色のカラーが選択できるのも特徴だ。価格は、New Vostro 14 5000(5401)が8万9980円から、New Vostro 15 5000(5501)が9万9980円(税別、送料込み)から。
Vostroシリーズのデスクトップパソコンも、第10世代Coreプロセッサーや最速2933MHz対応メモリーが選択可能。2機種とも小型化されたことでより設置しやすくなっている。ハードウェアTPM 2.0を標準搭載し、強力なセキュリティーも実現しているという。
価格は、New Vostro 3000 シリーズ スモール デスクトップ(3681)が4万9980円(税別、送料込み)から、 New Vostro 3000 シリーズ デスクトップ (3888)が9万2980円(税別、送料込み)から。
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May 29, 2020 at 05:15PM
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