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野田小4虐待死、検察側「比類なき虐待」…父親に懲役18年求刑 - 読売新聞

野田小4虐待死、検察側「比類なき虐待」…父親に懲役18年求刑 - 読売新聞

 千葉県野田市で2019年1月、長女の小学4年栗原心愛みあさん(当時10歳)を虐待して死亡させたとして、傷害致死など六つの罪に問われた父親・勇一郎被告(42)の裁判員裁判第10回公判が9日、千葉地裁(前田巌裁判長)であり、検察側は懲役18年を求刑した。この日で結審し、判決は19日に言い渡される予定。

 検察側は論告で「長期にわたり日常的、常習的に虐待を繰り返した。同種の児童虐待事案と比べても、比類なき虐待と言える」などと主張。弁護側は最終弁論で「日常的な虐待を行っていたわけではない。適正な判決を出してほしい」と求めた。

 起訴状では、勇一郎被告は同月22~24日、心愛さんに食事も与えないまま浴室に立たせ続け、十分な睡眠を取らせなかったうえ、シャワーで冷水を浴びせ続けるなどし、飢餓状態やストレスが原因のショックか不整脈、または水による窒息で24日夜に死亡させたなどとしている。

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2020-03-09 07:40:04Z
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