伊藤忠商事は4月28日、ノインが第三者割当増資により発行する株式の一部を引き受けることに合意したと発表した。ノインが運営する化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を活用し、ブランドビジネスとのシナジー創出を目指すという。
ノインは2017年10月、化粧品コマースメディアの運営を開始した。現在では、自社アプリ「NOIN」のダウンロード数が250万DLを突破するなど、業界をリードする化粧品ECプラットフォーマーへと成長している。今春からは、約30万件に及ぶ自社の購買データを活用し、メーカーを支援する「データマーケティング支援プラン」や「オンライン販売支援プラン」の提供を開始するなど、EC事業、メディア事業、データマーケティング事業の3分野を軸に、事業を拡大している。
伊藤忠商事は、中期経営計画「Brand-new Deal 2020」の基本方針の一つとして「商いの次世代化」を掲げ、ブランドビジネスにおけるEC事業の拡大と、新たな流通チャネルへの参入に向けて取り組んでいる。化粧品業界は、ブランドビジネスとも親和性が高く、ノインとの協業により、新規ブランドの導入や既存ブランドのライセンス拡大、さえあにはEC事業やデータマーケティング事業など、さまざまなシナジーが見込まれることから、合意に至ったという。
今後は、伊藤忠商事の有するブランドビジネスにおけるノウハウやネットワークを活用することで、ノイン社の事業拡大と企業価値の向上を支援するとともに、ノイン社の化粧品分野における幅広い知見との融合を図ることで、ブランドビジネスの次世代化を加速させる。
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April 28, 2020 at 09:04PM
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伊藤忠商事、化粧品ECのノインと資本提携 ブランドビジネスとのシナジー目指す - マイナビニュース
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